学校法人等が教職員を採用したときは、採用日から5日以内に「資格取得報告書」を提出してください。採用した教職員が後期高齢者医療制度の被保険者(75歳以上)でも資格取得の報告は必要です。また、「資格取得報告書」の提出期限が、採用日から5日以内に提出することと省令改正されたことを受け、令和6年5月7日以降は、採用内定者が確実に雇用されることが予想される場合(正式な内定通知がなされ、入職に関する誓約書を提出した場合等)は、資格取得日の一週間前から「資格取得報告書」を受け付けます。
なお、4月1日採用者は3月1日からの事前受付を利用することができます。
提出する書類
資格取得報告書
- 新規資格取得
初めて私立学校の教職員として採用された場合
- 継続資格取得
前任校を退職した日又はその翌日に後任校で教職員として採用された場合
- 再資格取得
過去に私学共済の加入者であった人が再び加入者となる場合や、私学共済の任意継続加入者であった人が再度私立学校の教職員として採用された場合
注意事項
- 同一法人で複数の学校を有する場合は、必ず所属する(実際に勤務する)学校記号番号で「資格取得報告書」を作成し提出してください。
- 新規資格取得及び再資格取得で、加入者となる人に被扶養者がいる場合は、被扶養者認定申請書を同時に提出してください。
30日を過ぎた場合は、申請を私学事業団で受理した日が被扶養者の認定日となります。
- 電子媒体(CD-R又はUSBメモリ)による報告ができます。電子媒体作成機能をダウンロードして電子媒体を作成し、出力される送付状とともに提出してください。
所属学校等変更報告書
同一法人内で別の学校に異動になった人は、必ず後任の学校から「所属学校等変更報告書」を提出してください。
資格取得報告書の記入上の注意
マイナンバー欄
学校法人等で本人確認(加入者のマイナンバーの確認と身元(実在)の確認)を行なってからマイナンバーを正確に転記してください。なお、マイナンバーにかかる確認書類は添付しないでください。
基礎年金番号欄
基礎年金番号は、基礎年金番号通知書等から正確に転記してください。基礎年金番号がわからないときは、お近くの年金事務所等にお問い合わせください。基礎年金番号のわかる書類の添付は不要です。
20歳未満の人や来日直後の外国人で基礎年金番号を持っていないときは、基礎年金番号欄の「2.無」を〇で囲み、必ず理由を記入してください。
住所欄
- 住民票の住所を記入してください。
- フリガナは忘れずに記入してください。「・」「&」等の記号やローマ数字は使用できません。
- 漢字住所欄は都道府県名を含め、35字以内で記入してください。
- 住所の区画を表す「大字」「小字」「字」は省略して記入してください。
加入者氏名欄
登録誤りを防ぐために、名前を記入する際は明瞭に記入してください。
- フリガナ欄・漢字欄
氏と名の区切りに1ケ所スペースを入れ、16文字以内におさめてください。ミドルネーム等がある場合でも区切りは1ケ所のみとなります。
(注釈)
外国籍の人の場合、在留カードと同じ順で氏と名を記入してください。
- フリガナ欄
カタカナで、濁点や半濁点も一字で記入します。アルファベットは登録できません。
小さいカタカナ文字は大きいカタカナ文字で登録されます。
例)「ジョン」は「ジヨン」
- 漢字欄
アルファベットを使用する場合は大文字のみとなります。
報酬月額欄
学校が勤務の対償として実際に支給するすべてのものを記入してください。
- 通勤、住居、調整等各種の手当を固定的給与・非固定的給与に区分して必ず記入してください。
- 社会保険適用促進手当は報酬ではありませんので報告に含めないでください。