令和 6年10月23日
共済定期保険に加入した加入者が、保障期間中に死亡又は所定の高度障害状態になった場合に保険金等を年金形式で支払い、遺族等の生活の安定を図る等、多様化した加入者の保障ニーズに応え遺族年金等の公的保障制度を補完するものです。
この事業は個人加入コースと学校加入コースに分かれています。個人加入コースは、家族年金コースを主契約として、医療保障コース・医療費支援コース・3大疾病保障コース・長期休業補償コースを任意で付加することができます。
万一の死亡や所定の高度障害状態となった場合に、公的遺族年金だけでは現在の生活水準を維持することが困難な家族の生活費等を補うための制度です。
毎年配付されるパンフレットに記載の年齢条件と告知内容を満たしている加入者とその加入者と同一戸籍に記載されている配偶者と子ども(注釈)が加入できます。
(注釈)
本人が扶養する子(健康保険法に定める被扶養者の範囲のうち、子に関する規定を準用します)
一旦健康時に加入すると、告知内容に該当しない場合でも同額保障以下で継続加入できます。
保障額は、加入者が300万円から3,000万円の7コース、配偶者が300万円と500万円の2コース、子どもが300万円の1コースから申込時に選択します。
病気やケガで継続して5日以上入院した場合、5日目から入院給付金を支払い、医療費の自己負担を補う制度です。
家族年金コースに加入し、毎年配付されるパンフレットに記載の年齢条件と告知内容を満たしている加入者とその加入者と同一戸籍に記載されている配偶者と子ども(注釈)が加入できます。
(注釈)
本人が加入している公的医療保険制度の被扶養者
一旦健康時に加入すると、告知内容に該当しない場合でも同額保障以下で継続加入できます。
保障額は、申込時に加入者が3口3,000円から8口8,000円の6コース、配偶者と子どもが3口3,000円から5口5,000円の3コースから選択します。
病気やケガで日帰りからの入院及び手術をした場合、M型とM1型があります。M型は、入院初期費用保険金と入院支援保険金及び疾病・傷害手術保険金を支払い、M1型は、M型に加えて女性疾病による入院・手術に対する補償が付いています。
家族年金コースに加入し、毎年配付されるパンフレットに記載の年齢条件と告知内容を満たしている加入者とその加入者と同一戸籍に記載されている配偶者と子ども(注釈)が加入できます。
(注釈)
本人が扶養する子ども
いったん健康時に加入すると、告知内容に該当しない場合でも前年度と同じ保険金額以下で継続加入できます。
(注釈)
手術保険金の支払い回数に限度はありません。ただし、支払い回数を施術開始から60日間の間に1回に制限している手術の種類があります。手術の種類の詳細については、引受保険会社の約款に掲載しています。
悪性新生物(がん)と診断確定されたとき・急性心筋梗塞・脳卒中を発病し所定の状態になったとき及び死亡・所定の高度障害状態になったときに保険金を支払います(主契約)。
特約を付加することで、重度の糖尿病・重度の高血圧性疾患(高血圧性網膜症)・慢性腎不全・肝硬変(7大疾病保障特約)・上皮内新生物(がん・上皮内新生物保障特約)に対する保障範囲が拡大されます。
家族年金コースに加入し、毎年配付されるパンフレットに記載の年齢条件と告知内容を満たしている加入者とその加入者と同一戸籍に記載されている配偶者が加入できます。
一旦健康時に加入すると、告知内容に該当しない場合でも継続加入できます。
病気やケガで長期の休職に伴う所得の喪失を補い、療養費や生活費を確保する制度です。
家族年金コースに加入し、毎年配付されるパンフレットに記載の年齢条件と告知内容を満たしている加入者が加入できます。
所定の就業障害が免責期間60日を超えて継続した場合、61日目から月額最高10万円を最長60歳に達した月まで給付します。
(注釈)
免責期間中に就業復帰した場合は支払い対象となりません。
学校法人等に所属する加入者が在職中に死亡又は高度障害となった場合に備える保障制度です。学校法人等が保険料を負担します。学校法人等の福利厚生制度の充実を目的とした制度です。
満70歳6ヶ月までで、家族年金コースと同じ告知内容を満たしている加入者が加入できます。
保障額は、申込時に10万円から300万円の10コースから選択します。加入者別に保障額を設定することも可能です。
性別及び保険加入年度の4月1日現在の加入者の年齢に応じた額を、加入申込時に加入者が指定した金融機関の口座から6ケ月分を徴収します。前期分3月22日、後期分9月22日の年2回、徴収しますが、残高不足で振り替えできなかった場合は、翌月22日に再振り替えを1回のみ行ないます。
3大疾病保障コースの主契約の新規加入時の口座振替は3月22日の1回のみとなります。振り替えができなかった場合は、加入取り消しとなります。
学校加入コースは再振り替えができません。
(注釈)
金融機関の休日に当たる場合は翌営業日となります。
家族年金コース(死亡保障)、医療保障コース(入院保障)及び学校加入コースのみ毎年収支計算を行ない、剰余金が生じた場合は6月下旬頃に前年10月1日時点の共済定期保険加入者(学校法人等)へ配当金として保険料振替口座へ還付します。
(注釈1)
3大疾病保障コース、医療費支援コース、長期休業補償コースには配当金はありません。
(注釈2)
中途加入(前期募集時加入)の場合は、6ヶ月で収支計算します。
家族年金コース、3大疾病保障コース主契約については、一般生命保険料控除の対象になります。3大疾病保障コース(主契約以外)、医療保障コース、医療費支援コース及び長期休業補償コースについては、介護医療保険料控除の対象になります。
保険料は、原則、全額損金として処理できます。
(注釈)
税務の取り扱いについては税制改正により今後変更になることあります。
新規加入申し込み、加入内容の変更、脱退の手続きは、以下のとおりです。新規加入申し込みは前期募集・後期募集ともに行なっていますが、加入内容の変更、脱退の手続きは、後期募集のみになります。
(注釈)
前期募集は、家族年金コース(死亡保障)、医療保障コース(入院保障)、医療費支援コースのみとなります。
募集 |
申込期間 |
---|---|
前期募集 |
6月1日から6月30日まで |
後期募集 |
11月1日から11月30日まで |
(注釈)
実際の申込期間は、営業日により異なります。
申込期間内に「加入申込書兼告知書」を提出してください。
申込期間内に「学校加入コース申込書兼同意確認書」及び「預金口座振替依頼書」を提出してください。
不明な点がある場合は、以下のお問い合わせ先までご連絡ください。
退職以外の事由で年度途中の脱退はできません。次年度から脱退を希望する場合は、後期募集中に手続きを行なってください。
詳しくは募集パンフレット「共済定期保険事業」をご覧ください。
〒113-8441
東京都文京区湯島1-7-5
日本私立学校振興・共済事業団 共済事業本部 福祉部貯金・貸付課貯金係
共済定期保険専用フリーダイヤル 0120-716-267 (平日 午前9時から午後5時15分まで)
当ホームページに掲載している内容は令和7年度の制度内容(令和6年8月1日時点)のものです。加入に際しては最新のパンフレットをご覧ください。
福祉部 貯金・貸付課
電話:03-3813-5321(代表)