加入者向広報〈共済だより〉はしもとかず19検査でわかる腎臓の健康チェック尿にたんぱくが出ていないか尿たんぱく血清クレアチニン血液中の老廃物の数値eGFR腎臓のろ過機能を数字で表したものeGFR が60 未満又は尿たんぱくが陽性の場合は要注意〒134-0086東京都江戸川区臨海町1-4-2☎03(5605)8811(代表)https://www.tokyorinkai.jp/●東京メトロ東西線「西葛西」駅から都バス「臨海町二丁目団地前行」約10分「東京臨海病院前」下車●JR京葉線「葛西臨海公園」駅から徒歩約20分3.腎臓を守る生活習慣と治療 腎臓病の進行を防ぐためには、日頃から生活習慣を見直すことが基本です。・塩分を控える(目安は1日6g未満)・適度な水分補給・無理のない運動の継続・禁煙 加えて、高血圧や糖尿病などの基礎疾患がある場合は、これらを適切に管理することも重要です。近年は、血糖や血圧の管理に加え、腎臓の負担を軽減し、病気の進行を抑える新しい治療も広く使われるようになってきました。治療は一人ひとりの状態に応じて選択されるため、医師と相談しながら継続していくことが大切です。4.こんな変化は医師に相談を 尿の泡立ちや色の変化、足や顔のむくみ、疲れやすさなどは、腎臓からのサインである可能性があります。こうした変化に気づいたときは放置せず、早めに医療機関を受診しましょう。 和本政東京臨海病院 腎臓内科まさ部長 橋日本私立学校振興・共済事業団 直営医療施設東京臨海病院 慢性腎臓病は自覚症状が少なく、気づかないうちに進行する病気です。健診による定期的な確認や生活習慣の見直しに加え、近年は進行を抑える治療も進歩しています。1.腎臓は働き者の臓器 腎臓は血液をろ過して尿を作る、「体のフィルター」と言える臓器です。老廃物を体外に出すだけでなく、血圧の調整や貧血の予防、体内の水分・電解質のバランスを保つなど、生命を支える重要な働きを担っています。こうした腎臓の機能がゆっくりと低下していく慢性腎臓病は、初期にはほとんど自覚症状がありません。そのため、気づかないまま進行することがあり、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。2.健診で早めに気づく 慢性腎臓病は、早い段階で見つけることができれば、進行を抑えられる可能性があります。 検査で確認できる「尿たんぱく」「血清クレアチニン」「eGFR」は、腎臓の状態を知るための重要な指標です。大切なのは「異常の有無」だけでなく、「前年と比べてどう変化しているか」を見ることです。数値のわずかな変化が、早期のサインとなることもあります。 健診結果は保管し、毎年見比べる習慣をつけましょう。気になる変化があれば、早めの受診を心がけることが大切です。vol.158 令和8年7月1日発行早期のサインに注意し、慢性腎臓病と上手に付き合うメディカル・インフォメーション
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