レター 2026年 夏号
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代みよ体加入者向広報〈共済だより〉いがらし18東京臨海病院 心理判定課 主任 五十嵐 美思考いろいろな自分 皆さんは、自分で「こうしよう」と決めたことを、どのくらい実行できていますか。 実行しようと決めたにもかかわらず、思うようにできず、不満が溜まってしまうことも少なくないでしょう。なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。 それは、人の中にはいろいろな「自分」が存在しているからだと考えられます。【思考・感情・体】という三つの自分 今回は、私たちの中にあるいろいろな自分を、【思考】【感情】【体】の三つに分けて考えてみましょう。 例えば【思考】の自分が「食事で痩せる」と決めたとします。しかし、実際にはなかなか食べることを我慢できない場合、「自分は我慢が足りない」と【思考】の自分が自分を責めてしまうことがあります。けれどもその背景には、「制限されるのは嫌だ」という【感情】の自分や、「自由に食べたい」という【体】の自分の声があり、それらが「痩せよう」という【思考】の自分よりも強く働いている状態だと考えることができます。 では、どのようにすれば問題を解決できるのでしょうか。 この例の場合、チートデイ(ご褒美の日)を設けて制限を緩めることで、【思考】【感情】【体】のすべてを程よく満たそうとする人もいれば、痩せること自体をやめるという選択をする人もいるでしょう。ストレスが溜まる要因 【思考】【感情】【体】それぞれの自分同士の対話がある程度うまくいき、折り合いがついていれば、人は何らかの形で問題解決にたどり着くことができます。 しかし、いずれかの自分を自覚できていない、あるいは自覚していてもその声を聞かないようにしているなど、自分との対話ができない状態が続くと、ストレスは溜まりやすくなります。さらに、その状態が度を超すと、身体症状や精神的な不調として表れやすくなります。 例えば【感情】や【体】の自分の声を無視し、休むことなく動き続けた結果、過労で倒れてしまうケースは、その一例です。自分を知るということ つまり、「自分を知る」ということは、【思考】の自分だけを理解することではなく、【感情】や【体】を含めたすべての自分を知ることだと言えるでしょう。 人は【思考】の自分を最も自覚しやすいため、意識しないと【感情】や【体】の自分の声には気づきにくいものです。 自分を知るとは、【思考・感情・体】それぞれの声に耳を傾け、自分の中で対話を重ねていくことだと言えるでしょう。感情めざそう健康体!vol.158 令和8年7月1日発行「自分を知る」ということよいことカラダに

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