患者数(人)医療費(百万円)患者数(人)医療費(百万円)0000vol.155 令和7年10月1日発行加入者向広報〈共済だより〉233,2152,6632,4352,479272脂質異常症2型糖尿病1,197852861885574虚血症心疾患脳血管疾患図5生活習慣病の患者数図6生活習慣病の重症化患者数図4生活習慣病の重症化疾患医療費104,47299,16096,75991,25888,99295,842100,84091,89384,54286,8663,3183,3183,6323,6324,4504,4504,3924,3924,8664,8662021 2022 2023脂質異常症高血圧症(本態性)18,57217,47017,48616,66716,69517,27015,97316,31715,21115,2381,1531,1531,3021,3021,4561,4561,4571,4571,5131,5132021 2022 2023脳血管疾患虚血性心疾患110,000100,00097,17290,00080,0002021年度70,0002022年度2023年度60,00050,00093,72940,00030,00020,00010,0003,4433,4432021 2022 2023269284肝疾患20,00017,2352021年度15,0002022年度2023年度10,00016,0635,0005725981,1721,1722021 2022 2023慢性腎臓病4,0003,5003,0002,5002,0003,4393,278 3,2093,049 3,0431,5001,000500高血圧症(本態性)1,2001,1001,0009008007006001,142 1,1075004003006256126382001002型糖尿病合併症外来患者入院患者53,23749,60450,35246,93547,83950,46219,87920,19421,80219,55319,90321,4772,6692,6692,5132,5132,7752,7753263262912913253252021 2022 20232021 2022 20232型糖尿病肝疾患外来患者入院患者10,0489,2229,3926,3605,4898,7018,8759,5054,7665,8185,0044,2925215215175175435434744744854855425422021 2022 20232021 2022 20232型糖尿病合併症腎不全また、生活習慣病が重症化した場合、2型糖尿病合併症や虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血等)、慢性腎臓病(進行すると人工透析に至る病気)に進行し、これらの病気の医療費は増加傾向でした【図 4】。図3生活習慣病の医療費◦生活習慣病の患者数は増加傾向生活習慣病の患者数は、脂質異常症、高血圧症、2型糖尿病の順に多く、増加傾向でした【図 5】。また、生活習慣病が重症化した病気の患者数は、脳血管疾患、虚血性心疾患の順に多く、その他の病気も増加傾向でした。患者数は多くはないものの、腎不全は2021年度から増加率が高くなっています【図 6】。外来及び入院患者別に分析すると、生活習慣病及び生活習慣病が重症化した病気の入院患者数は増加しています【図 5・6】。これは、病気により入院を要するような状態に至った、つまり重症化の急性期である患者が増えていることが想定されます。◆病気の予防ために医療費や患者数の増加の対策をするためには、病気の発症予防や早期発見・早期治療が重要です。食事・運動不足・喫煙・飲酒などの生活習慣病のリスクが高い場合には、早めに医療機関を受診し、生活習慣病のリスクを減らすよう生活習慣の見直しを行いましょう。私学事業団では、特定健診を受診された人全員に、一人ひとりの健康状態に基づいたアドバイスなどを通知、掲載した健康情報ポータルサイト「PepUp(ペップアップ)」を提供しています。当該サイトを活用しながら、将来の健康の維持・増進のためにも、取り組みやすいところからまずは始めてみてください。※※年齢:各年度末 40歳以上※※年齢:各年度末 40歳以上※※年齢:各年度末 40歳以上※※年齢:各年度末 40歳以上
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