Web用_加入者向広報「共済だより レター」秋号
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+0.5pt+11.1%(+11,451)+4.8%(+21,388)+6.1%(+13,918)+5.5%(+13,899)やまとしめざそう健康体!22図1総医療費及び一人当たりの医療費・受療率図2医療費レンジ別加入者等数・医療費東京臨海病院 健康医学センター長 山参考 株式会社JMDC「データヘルス計画分析レポート」 俊田夫だお000加入者向広報〈共済だより〉vol.155 令和7年10月1日発行9,1069,37426842,6232,97413,3371,01911,9861,0037,2758,2841,0104,3155,1087933,6763,98130519,7824,07911,4511円〜10万円未満 188,179 193,98010万円〜50万円未満 185,636 198,26250万円〜100万円未満100万円〜200万円未満200万円〜300万円未満300万円〜400万円未満400万円〜500万円未満500万円〜2023年度2022年度2021年度加入者等一人当たり医療費(円)243,854229,936220,660増減(2023−2022年度2023年度2022) 0円41,23440,922 △ 31218,16419,5927,8948,5772,9973,4081,2511,4828168861,8842,334448,055 469,4439.2%8.7%5,80142.0% 41.3%12,62641.4% 42.2% 39,6491,4284.1%4.2% 12,3186831.8%1.8% 10,9834110.7%0.7%2310.3%0.3%700.2%0.2%4500.4%0.5% 15,70221,388103,024 114,4750.0%0.0%8.8%8.2%38.5% 37.2%12.0% 11.7%10.7% 10.5%7.1%7.2%4.2%4.5%3.6%3.5%15.2% 17.3%年間の総医療費(百万円)114,475103,02497,286加入者等数(人)469,443448,055440,8852022年度2023年度受療率(%)91.3%90.8%89.4%2023年度年間医療費レンジ合 計注 データ表示の都合上、一部の数値を四捨五入しています。このため、内訳の値と合計の値に差異が生じる場合があります。加入者等人数(人)割合医療費医療費(百万円)割合新型コロナウイルス感染症による受診控えなどの影響により、全国的に医療費が抑えられていた 2020 年度以降、医療費や生活習慣病の患者数がどのように推移しているか、40 歳~ 74 歳までの特定健診の対象者(以下「加入者等」といいます)に着目して、2021 年度~ 2023 年度のレセプトデータ(医療機関や調剤薬局等での診療や処方等のデータ)の分析結果を見ていきましょう。◆総医療費の分析◦総医療費及び患者一人当たりの医療費が増加傾向総医療費は 2022 年度と比較して 11.1%増加し、加入者等数や受療率(病院に受診している者の割合)の増加が見られますが、病院を受診している患者一人当たりの医療費も5.5%増加していることから、高額患者が増加していることが窺えます【図 1】。◦一人当たり医療費 500 万円以上の高額患者が特に増加年間の患者一人当たり医療費を、金額ごとに分析すると、2022 年度に比べ、2023 年度は、500 万円以上の患者が 450 人増加し、この階層だけで 40 億 7,900 万円の増加となりました【図 2】。◆生活習慣病の医療費・患者数の分析◦生活習慣病の医療費は増加傾向生活習慣病の医療費を分析すると、患者数は高血圧症、脂質異常症、2型糖尿病の順に多く、いずれも増加傾向でした【図 3】。※※年齢:各年度末 40 歳以上患者一人当たり医療費(円)267,141253,242246,953※※年齢:各年度末 40歳以上増減(2023−2022年度2023年度2022年度2022) カラダによいこと2023 年度 レセプトデータによる医療費・病気別分析

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