レター 2025年 春号
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POINT 関西では春が旬のさわら。さわらは、DHAやEPAといった良質な脂が含まれる、栄養豊富な魚です。アスパラガスやパプリカといった緑黄色野菜にも、抗酸化作用のあるビタミンCやβカロテンが多く含まれています。今回は、包み蒸しにすることで、魚や野菜のうま味と栄養素を逃さず、簡単に作れてヘルシーに仕上げました。旬のアスパラガスと、鮮やかな赤パプリカを組み合わせ、見た目も春らしく、華やかでかわいらしい一皿に。黄色いマスタードソースが、さらに春の明るさを演出し、味のアクセントとしてもぴったりです。●A加入者向広報〈共済だより〉vol.153 令和7年5月1日発行評論執筆:小菅美香1人前:300kcal調理時間:約25分サクっと作れる材料(2人分)あらすじ作り方粒マスタード…………… 大さじ1マヨネーズ……………… 大さじ2しょうゆ ……………… 小さじ1/2砂糖……………………… 小さじ1レモン汁………………… 小さじ1塩・こしょう……………… 少々監督:田中光敏 原作:山本兼一出演:西田敏行・福田沙紀・   椎名桔平・大竹しのぶ ほか広告代理店で執筆等の業務に携わる。年間200本以上の映画やドラマを鑑賞。藤倉 詩織(ふじくら しおり)/管理栄養士、ライター予防医療に関心を持ち、健診センターに勤務。その後フリーランスとして、食事アドバイスや栄養相談を行い、日常の食習慣改善をサポート。現在は、食・栄養・健康に関するコラム執筆やレシピ開発など、幅広く活動中「火天の城」 DVD 4,180円(税込) 発売中発売・販売:東映ビデオ制 作 国:日 本公  開:2009年9月12日上映時間:140分評  論 本作品は、築城という壮大な挑戦を通じて、多くの教育的視点を提供してくれます。孤独に耐えながらも、自ら考え、仲間と協力し、困難を乗り越えていくその過程には、単なる知識や技術の習得を超えた主体性や協調性、そして問題解決力といった、現代の教育において不可欠な要素が凝縮されています。 数々の難問に応えようとする挑戦精神、指図(図面)争いにて自らの命を懸けてまで信長に良いものを届けたいと思う匠としての誇り、そして他者と力を合わせながら解決策を見出していく力を、この作品は生き生きと伝えてくれます。監修/藤倉 詩織(ふじくら しおり)さわらの切り身……2切れ(約160g)玉ねぎ………………1/4個(約50g)赤パプリカ…………1/4個(約40g)えのき…………1/4パック(約50g)グリーンアスパラガス…………2本料理酒………………………大さじ2□ さわらに軽く塩を振り、10分ほど置いて水分をペーパータオルで拭き取る。玉ねぎとパプリカは縦に薄切り、えのきは根元を落としてほぐす。アスパラガスは根元のかたい部分を切り落とし、下1/3くらいの皮をピーラーで剥いて、半分の長さにカットする。□ オーブン用シートを2枚広げて用意し、具材をそれぞれ半量ずつ並べていく。中央に玉ねぎを敷き、その上にさわらを置く。さわらのまわりにえのきとパプリカを置き、さわらの上にはアスパラガスを乗せる。料理酒を全体に回しかけて、シートの端をしっかり閉じて包む。□ フライパンに水を1cmほど張り、包んだオーブン用シートを並べる。フタをして弱火〜中火で10分蒸し焼きにする。□ 小さなボウルに□を加え、よく混ぜる。味を見ながら、塩、こしょうで調整する。□ 火が通ったらオーブン用シートを開き、□をお好みの量かける。 時は1575年(天正3年)、長篠の戦いで甲斐の武田勢を破った織田信長は、天下統一を象徴する巨城を琵琶湖に臨む安土に建築することを決意。名工・岡部又右衛門は信長から直々の命を受け立ち向かうが、前代未聞の巨大建築の完成には多くの困難が待ち受けていた…。28シネマの旅〜情熱が築いた    戦国の城〜火天の城さわらの包み蒸し粒マスタードマヨソースメインディッシュ

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