7き、マイナンバーカードと健康保険証の一体化等の対応にあたっては、適切な情報管理に努めていただきたい。掛金の確実な徴収掛金等の口座振替利用促進に関して、令和4年度末の口座振替校は94.2%となり、掛金徴収率は99.94%となったことについては評価できる。引き続き、掛金等の確実な徴収に努めていただきたい。●短期(医療)給付事業適正かつ迅速な給付の決定・支給ジェネリック医薬品の利用促進については、ジェネリック医薬品差額通知を対象者15万人に送付し、加えて新規加入者等に「ジェネリック医薬品お願いカード」を配付するなどの普及に努めている。その結果、令和4年12月受診分は82.5%となり、厚生労働省が定めた目標である80%以上を維持したこと、また、財政的にも医薬品にかかる医療費を抑制したことは評価できる。引き続き、利用促進に努めていただきたい。●福祉事業保健事業特定健診・特定保健指導については、「第3期特定健康診査等実施計画」に基づいて実施し、実施率向上に向けた努力は認められるが、実績と目標との差が大きいことから、学校法人等や加入者及び被扶養者の意識啓発をさらに図るなど実施率の向上に努めていただきたい。医療事業令和3年度に引き続き、東京都からの要請を受け、専門外来を設置し新型コロナウイルス感染症患者へ積極的に対応したことは、人的及び物的資源面から病院としての相当な負担感があるにもかかわらず、地域の基幹病院として医療崩壊を招かないための地域への貢献も果たしていることは高く評価できる。また、引き続き経営改善に努めていただきたい。●広報・相談業務広報活動の充実私学共済事業ホームページのリニューアルを実施し、学校法人及び加入者等の利便性向上を図ったこと、また速やかな情報発信や情報提供の充実を図ったことは評価できる。年金資産の安全かつ効率的な運用・管理年金資産の運用については、年金積立金ごとに「管理運用の方針」に基づいて、リスク管理が適切に行われている。今後も安全かつ効率的な管理及び運用に努めていただきたい。業務・システムの最適化共済業務に係るITの活用方針に基づき、ホームページリニューアルについて国の基準に準拠した情報セキュリティ対策を実装して運用を開始するとともに、国が進めるデジタル化の施策を踏まえて共済業務にかかるIT活用を推進したことは高く評価できる。【業務関係】●適用・徴収業務【財務関係】【組織及び業務運営関係】
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