レター 2022年 秋号
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株 式金 利為 替-合計-合計-7-(△2.1%)-(△0.2%)-(1.1%)-(1.3%)--国内債券国内株式外国債券外国株式注) 1.国内債券には、貸付金と短期資産を含みます。また、四捨五入の関係で、合計と一致しない場合があります。 表2 経過的長期給付積立金の運用状況2.運用利回りは、時価を反映した修正総合収益率です。国内債券国内株式外国債券外国株式注) 1.国内債券には、短期資産を含みます。また、 四捨五入の関係で、合計と一致しない場合があります。 分を表しています。2.運用利回りは、時価を反映した修正総合収益率です。3.上段は剰余部分を含む積立金全体を表し、( )内については、基本ポートフォリオの対象である負債対応部表1 厚生年金保険給付積立金の運用状況主要指標(令和3年度の動向)Information区 分区 分基本ポートフォリオ簿価許容乖離幅(億円)資産配分基本ポートフォリオ資産配分許容乖離幅簿価(億円)25%±10%7,68325%±8%5,56825%±6%6,34725%±7%4,69524,293100%14,570(3,454)2,038(2,038)1,595(1,595)1,485(1,485)19,687(8,571)35%±9%25%±8%15%±4%25%±8%100%日経平均29,178.80円29,452.66円27,821.43円△1,357.37円低下NYダウ32,981.55㌦33,843.92㌦34,678.35㌦1,696.80㌦上昇日本国債10年米国債10年ドル/円ユーロ/円指標令和令和2年度末3年9月末3年度末評価損益(億円)時価構成時価割合(億円)時価(億円)評価損益(億円)時価構成割合0.07%0.10%1.74%1.49%110.72円111.29円121.70円129.86円128.88円134.67円12825.5%7,81123.8%7,2851,71721.9%6,7123654,15328.9%8,84830,6566,364100.0%14,806(3,571)2,691(2,691)1,751(1,751)2,856(2,856)22,104(10,869)236(117)654(654)156(156)1,370(1,370)2,417(2,297)67.0%(32.9%)12.2%(24.8%)7.9%(16.1%)12.9%(26.3%)100.0%(100.0%)令和前年度末対比傾向0.12%上昇0.22%0.60%上昇2.34%10.98円円安4.81円円安0.5%△0.27%△1.2%0.42%△3.1%4.35%3.9%17.35%5.70%△0.30%(△0.46%)△0.24%(△0.24%)5.85%(5.85%)16.84%(16.84%)2.44%(5.12%)運用利回り乖離幅乖離幅運用利回り方で、外国株式は大きく上昇しました。 金利上昇(債券価格は下落)により、国内債券だけがマイナスの運用利回りとなりました。主に外国株式の大幅な上昇と円安による外貨建て資産の評価益が上昇したことで、全体ではプラスの運用利回りを確保することができました。 経過的長期給付積立金についても、厚生年金保険給付積立金と傾向はほぼ同じで、主として外貨建て資産が好調であったことがプラスの運用利回りに寄与しました。剰余部分 経過的長期給付積立金には、共済年金の旧職域年金の支払いに必要な額(負債対応部分)を超える額(剰余部分)が存在します。この剰余部分は、基本ポートフォリオの対象とせず、その全額を国内債券等の安全資産で運用することとしています。 なお、この剰余部分を財【運用状況】●厚生年金保険給付積立金 厚生年金保険給付積立金の年度末残高(時価)は、3兆656億円となり、3年度の運用利回りは、プラス5.70%でした(表1)。 国内債券の運用利回りはマイナスでしたが、外国債券、国内株式及び外国株式はプラスとなりました。特に第3四半期の外国株式市場の大幅な上昇が全体にプラス寄与となりました。 また、外国債券も円安がプラス寄与となりました。●経過的長期給付積立金 経過的長期給付積立金の年度末残高(時価)は、2兆2,104億円となり、3年度の運用利回りは、プラス2.44%でした(表2)。 経過的長期給付積立金についても、厚生年金保険給付積立金と傾向はほぼ同じで、主として外貨建て資産が好調であったことがプラスの利回りに大きく寄与しました。●積立金の負債対応部分と

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