被扶養者の特定健康診査(以下「特定健診」といいます)については、毎年、学校等を通して「特定健康診査受診券」を配付しています。指定の健診機関であれば、受診券を使用し自己負担なしで特定健診を受診することができます。 しかしながら、被扶養者の実施率は例年3割程度であり、令和2年度も30.1%に留まりました。 特定健診は、生活習慣による病気のリスクを発見し、予防に役立てるための健診です。生活習慣病は自覚症状が少ないため、健診を受けて初めて自身の健康状態が分かり、早期に対応できることもあります。 被扶養者が健康であることは、加入者が安心して働くための大切な要素です。年に一度無料で健康のチェックができる機会ですので、ぜひ特定健診の受診をお願いします。 なお、特定健診受診後は、健康情報冊子「QUPiO Plus(クピオ プラス)」で個々の健診結果に沿った情報を提供します。さらに高リスクと判断された人には、専門家が生活習慣の改善をサポートする特定保健指導を案内し、病気の予防や重症化を防ぐお手伝いをしています。 人間ドックやパート先などで同等の健診を受ける場合も、健診結果を私学事業団に提出することで同様の支援が受けられますので、忘れずに健診結果を提出してください。13図公金受取口座登録制度のしくみ口座本人の口座情報登録口座情報登録・連携システム公金受取口座での受け取りを希望給付金等の振り込みInformation口座情報の連携私学事業団業務部資格課福祉部保健課国 令和4年10月から公的給付支給等口座(以下「公金受取口座」といいます)の登録制度の試行運用が開始される予定です。 公金受取口座登録制度とは、預貯金口座について給付金等の受け取りのための口座として、マイナンバーとともに国(デジタル庁)に任意で登録する制度です。登録することにより今後の緊急時等の給付金等の申請において、通帳の写し等の添付、行政機関における口座情報の確認作業等が不要となります。 公金受取口座は、任意継続加入者が私学事業団からの短期給付金等を受け取る口座としても利用できます。●任意継続加入者申出書等の書式が 一部変更になります この利用開始に伴い、「任意継続加入者申出書 DL 」(以下「申出書」といいます)及び「任意継続加入者異動届書DL 」は、4年10月から新しい書式に変更する予定です。 新しい申出書等には、公金受取口座で給付金等の受け取りを希望する場合のチェック欄を設けています。 公金受取口座の利用を希望しない人は、旧の申出書等も引き続き使用できます。資格公金受取口座は任意継続加入者の健康管理給付金等の受け取り口座に利用できます被扶養者も特定健康診査を受けましょう
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